20代にオススメしたいボカロクリエイター
「中高生の時にボカロ聞いてたけど最近聞かなくなっちゃったな……」
って人向けの記事です。
ryoはsupercellとして、ハチは米津玄師として、n-bunaはヨルシカとして……
あの頃聞いていたボカロクリエイター達はどんどん大きな存在となっていきました。
それに伴って彼らはボカロ曲をあまり作らなくなり幾年。
彼らはボカロクリエイターとしてよりも、一つのアーティストとして有名となっています。
それでは、「今」ボカロクリエイターとして名を馳せているのは誰なのか。
中高生の頃ボカロ聴いてた!って人は今、成人している方が多いでしょう。
そんな方達に向けて、おすすめボカロクリエイターを紹介していきたいと思います。
カンザキイオリ
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この方は有名だと思います。
現在、ボカロ界から少しずつフェードアウトしている感はありますが、おすすめしたいボカロクリエイターの1人です。
「命に嫌われている。」「君の神様になりたい。」が連続して大ヒット。
ダークで哲学的な歌詞、VOCALOIDという無機質な歌声の「生命的」な歌わせ方。
ダイレクトに歌詞を魅せる、歌詞のみのMV。
この人は曲を通じて何を伝えようとしているのか。「生きる」とは何なのか。
色々と考えさせられる楽曲を多く作っているボカロクリエイターです。
カンザキイオリ 1st アルバム「白紙」は、カンザキイオリを聴きたい!って人にとってもってこいなアルバムですので是非チェックしてください。
現在、カンザキイオリは「バーチャルYouTuber」の花譜に楽曲プロデュースを行っています。
1人で紡いできた歌が二人で創る歌へ。彼はどんな世界を創り上げるのか。
こちらから是非聞いてみて下さい。
*Luna
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「かわいい」「爽やか」「ポップ」。
じん(自然の敵P)やOrangestar(未完成P)といった、「夏」をイメージさせるボカロPの一人です。
そんな*Lunaのおすすめしたい夏楽曲はこちら。
こんなかわいい曲も作っていたり。
こんなカッコいい曲を作っていたり。
めちゃくちゃ多才なボカロクリエイターです。
*Lunaはボカロクリエイターとしては珍しく、「楽曲制作作業を生放送で行いアーカイブ(生放送の録画)を残す」ことが多いクリエイターです。
楽曲制作に興味がある、参考にしたいといった方はチャンネルを覗いてみてもいいかもしれません。
因みに公式HPのQ&Aに使用機材等も書いていたりするので、そちらも参考になるかも。
*Luna新アルバム「COLOR*FULL2」のSpotify等サブスクリプション配信が始まっています。
前アルバム「COLOR*FULL」も併せて聴いてみてはいかがでしょうか?
キノシタ
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かわいいポップな曲を作るクリエイターです。
アニメのキャラソンとか好きな人にお勧めしたい。
キノシタは「はやくそれになりたい!/キノシタ(kinoshita) feat.音街ウナ」がヒットし脚光を浴び始めます。
聞いて頂ければわかる通り、本当にかわいい歌を作ります。
かわいいメロディに乗せた、まるで人間のような掛け声と聞き取りやすい調声が特徴。
それに加えてイラスト・MVも制作するマルチっぷり。
キノシタはボカロ「音街ウナ」をよく使います。
それが縁となったのか、音街ウナのコンピレーションアルバム「Una-Chance! feat.音街ウナ」で、「干物妹!うまるちゃん」の土間うまる役などで知られ、音街ウナの声の元となった声優「田中あいみ」に楽曲を歌ってもらうことになります。
その楽曲はこちら。
田中あいみverはこちら。
比較用ボカロver
どっちもかわいい!!!
それにしてもさすが声優。この難しい歌を歌いこなしています。
このアルバムには先程紹介した*Lunaの楽曲「マニック」、その他にも良曲が多く収録されています。チェックしてみて下さい。
Guiano
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Guianoは「flower - 死んでしまったのだろうか」がヒット。
投稿した楽曲は、あまり「ボカロ曲」といった曲調ではなく、海外のアーティスト寄りな曲調の楽曲が多いです。
最近のボカロクリエイターの中では、作詞センスがずば抜けて高く、メロディ・歌詞・MV等、全体的に見てめちゃ綺麗な曲が多いです。
僕がGuianoを知った曲であり、おすすめの曲はこちらです。大好き夏曲。
GuianoはCDをまだ数枚しかリリースてしていません。
サブスクとかでも聴けるので気になる方は追いつきましょう。
ぬゆり
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ぬゆりで有名な曲と言えば「命ばっかり / Flower・結月ゆかり - ぬゆり」。
MVはアボカド6、ギターに和田たけあき(くらげP)という豪華な面子で制作。
この曲は知ってるよ!って方も多いと思います。
「フィクサー/ flower - ぬゆり」も聞いた方が多いかもしれません。
ジャズ寄りのメロディー、EDM寄りのリズム……
オシャレを何回も掛け合わせた楽曲を作るオシャレなボカロクリエイターです。
しかし、ただオシャレなだけではありません。
歌詞・MVから溢れ出る「ダーク」さ。曲の世界観の深さ。
僕個人的には、今のボカロクリエイターの中で一番メジャーに近いアーティストだと思います。
ぬゆり楽曲を聴きたい方にお勧めのアルバムはこちら。
「命ばっかり」や「フィクサー」、「プロトディスコ」「フラジール」などの人気楽曲が収録されています。サブスク配信もしてますので自分に合った方法で是非。
煮ル果実
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2018年2月に楽曲投稿を始めてからというものの、飛ぶ鳥を落とす勢いで知名度を上げている大型新人です。
僕はとある歌い手の「歌ってみた」から煮ル果実を知りました。
その時聞いた煮ル果実の楽曲は「ヲズワルド」。
何とも言えない不気味な世界観。尖ったセンス。
今聴き直すと感じる、一目、一聴で「煮ル果実」だと理解できるメロディ。
ここまで「自分」を確立させている新人は少ないと思います。
また、この「ヲズワルド」という楽曲の世界観を調べていくと「煮ル果実」の世界観を知れて面白いのかなと。
気になった方は「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」でググってみて下さい。
この1枚に「煮ル果実」が詰まっています。もっと知りたいって方に是非。
まとめ
今回は今、僕の好きなボカロクリエイター6人を紹介させて頂きました。
他にも好きなボカロクリエイターはいるんですけど今回は比較的新しめのクリエイターを紹介したかったので、その他の僕の好きな人達は別記事で紹介するかもしれないです。
ボカロ全盛期・ニコニコ全盛期から時は経ち、いつからかボカロクリエイターに「P名」を付かなくなり……
池袋に移転したニコニコ本社も無くなってしまいました。(跡地はsupercellカフェとして利用されています。~9/29まで!是非!)
「ニコニコ動画」も無くなってしまうのではないかと言われつつある今日。
そんな「ニコニコ」をこれから盛り上げていくのは誰なのか。
このまま「ニコニコ」は無くなってしまうのか。
また皆が「ニコニコ」できることを祈っていようかと思います。
今回はこの辺で。
[いつもの]
Twitterフォローとか読者になってくれると嬉しくて泣きます。
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