superaimy’s blog

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花譜のあゆみ。花譜/観測/感想。

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花譜 1st アルバム「観測」。

神椿レコードより2019年9月11日にリリースされました。

 

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花譜 1st アルバム「観測」/観測α

 

数年前に突如として形成された「バーチャルYouTuber」の土台。

超新星爆発の如く増えだした「バーチャルYouTuber」の一人ではありますが、「バーチャルYouTuber」というには些か現実味がありすぎる一人の少女が居ました。

 

この記事は『花譜 1st アルバム「観測」』の感想、花譜の今までを振り返った記事となります。

 

 

『花譜 1st アルバム「観測」』発売までのふりかえり

『#01』~『休詩』『忘れてしまえ』

等身大、15歳の少女、花譜。

 

2018年10月18日、TwitterYouTubeにわずか「13秒」の動画『#01』が公開。

今、改めて観測するとわかる『#17「雛鳥」』のメロディ。

 

ここから彼女は始まりました。

 

 

 

その後、1分にも満たない動画が加えて2本公開されます。

 

『#02』は『#01』に続けて『#17「雛鳥」』のメロディ。

 

 

 

『#03』は、花譜初のオリジナル曲となる『#06「糸」』のメロディ。

 

 

 

本格的に活動を開始した花譜は、数本の「わたしがすきなうたをうたうよ。」を経た後、『#05「糸」-予告編- 』を公開。

そして、「はじめてのわたしだけのうた。」『#06「糸」』MVの公開。

 


 

この次に公開した花譜オリジナル曲『#09「心臓と絡繰」』は、運営・スタッフの熱意、花譜の強い意志を見せ、花譜の存在を世に広め、観測者(ファンの名称)からも多く支持される看板曲となりました。

 

 

 

新曲を持って挑んだ VTuberによる年越し歌合戦イベント「Count0」では、当時中学生ながら圧倒的な表現力を持つ花譜の歌声で観客を魅了しました。

 

そして「Count0」にて披露した新曲『#11「魔女」』のMVが公開されます。

 

 

 

この勢いに乗ったまま活動していく……と思っていた矢先一つのお知らせがありました。

 

 

 

彼女は15歳、青春時代を謳歌する為にも、これから先の人生の為にも必要なことがありました。

 

寂しさを感じる観測者の元に、休詩前最後のオリジナル曲『#15「忘れてしまえ」』が届けられました。

 

 

『わたしだけのうた。みんなとわたしだけのうた。この世界の誰かの為のうた。』

花譜 #15 「忘れてしまえ」 【オリジナルMV】 - YouTube

 

『活花』『雛鳥』~『花譜1st ONE-MAN LIVE「不可解」』

活動再開は春休みの時期でした。

 

 

 

 

 

活動再開と同時に観測者に届けられたものは『#01』『#02』で流れていたメロディ。

「本当のはじまりの歌」。花譜オリジナル曲の『#17「雛鳥」』でした。

 

 

 

活動を再開して間も無く、配信限定で花譜 1st EP「花と心臓」のリリースを発表します。

 

 

花と心臓 - Single

花と心臓 - Single

  • 花譜
  • J-Pop
  • ¥600

 

 

その傍ら、「ニコニコ超会議2019」内イベントの「VTuber Fes Japan 2019」へ出演。

そんな大きなイベント・お知らせが続く中、さらに大きなお知らせが届けられます。

 

映画「ホットギミック」の主題歌に花譜が起用される、との情報が発表。

『夜が降り止む前に』を提供します。

 

 

 

そんなビックニュースも束の間、花譜 1st EP「花と心臓」のリリース日を迎えた2019年5月15日から二日後、さらなるビックニュースが投げ込まれます。

 

 

花譜初となるワンマンライブ「不可解」の開催を企画していることが報告され、クラウドファンディングで資金を募る事も告知されました。

 

そして2019年5月20日18:00。クラウドファンディングが開始されます。

目標金額は500万円です。

 

 

そして花譜史伝説の事件が起こります。

クラウドファンディング達成までにかかった時間は「83秒」。

 

達成後に発した花譜のツイートはこちらです。

 

 

絶句しています。

因みに1000万まで「6分」4日で2000万を突破しています。

このツイート時点では1000万を突破しているので絶句もするでしょう。

 

花譜の人気が目に見てわかる結果となりました。

クラウドファンディング期限は2019年6月10日まで開催しており、まだまだこっから伸びていきます。

 

 

ライブ開催も決定し、観測者の期待が高まる中で新曲が発表されます。

花譜の投稿楽曲の中で最も再生数が多い楽曲となった『#22「過去を喰らう」 』が投稿されます。

 

 

そして『過去を喰らう』投稿翌日にクラウドファンディングは3000万を突破。

その際の花譜のかわいい(かわいい)ツイートがこちら。

 

 

 

最終的にクラウドファンディングは4000万円を突破し、終了しました。

その結果を受けて花譜・花譜運営スタッフが一連のツイートをしました。

 

 

 

このツイートは、ライブ「不可解」についてだけではなく、花譜について、「花譜」の「人生」について触れている重要なツイートですので、最近花譜を知った方、ライブ「不可解」を見ていない方、このツイートを見ていない方は一度目を通してみると良いかと思います。

 

 

 

そして次に投稿された新曲は、映画「ホットギミック」の公開日に、主題歌『#25「夜が降り止む前に」』が投稿されました。

 

 

同日に、映画「ホットギミック」を上映する映画館限定で、『夜が降り止む前に』のシングルCDを発売しました。

収録内容として、花譜の原曲はもちろんのこと、「死んでしまったのだろうか」等で有名なボカロPのGuianoのリミックスや、

 

夜が降り止む前に (Guiano Remix)

夜が降り止む前に (Guiano Remix)

  • 花譜
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

ライブ「不可解」で歌われた、大沼パセリのリミックスも収録されています。

 

夜が降り止む前に (大沼パセリ Remix)

夜が降り止む前に (大沼パセリ Remix)

  • 花譜
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

夜が降り止む前に - EP

夜が降り止む前に - EP

  • 花譜
  • J-Pop
  • ¥750

 

 

ここまで公開してきた花譜オリジナル曲は合計で7曲。

ワンマンライブを行うには少し心許ない曲数ですが、ライブ「不可解」への準備は進みます。

 

ライブ「不可解」の様子は、会場である恵比寿LIQUIDROOMYouTubeライブ配信の他に、全国14ヵ所の映画館でのライブビューイング、さらにカラオケルームでのライブビューイングも行われました。

 

「不可解」のグッズ販売、その売り上げは全額寄付されました。

 

 

 そして2019年8月1日、『花譜1st ONE-MAN LIVE「不可解」』当日を迎えます。

 

 

多くのクリエイター、スタッフ、観測者の期待、花譜の想い。

様々なものが一つに繋がって開催された『花譜1st ONE-MAN LIVE「不可解」』。

 

結果は大成功を収めました。

Twitterトレンドでは世界トレンド1位を記録。

 

一人の少女が、多くの想いを受け取り、一人のアーティストとして世界に名を知らしめました。

 

 

僕が『花譜1st ONE-MAN LIVE「不可解」』の感想等を上げた記事があります。

この記事と併せてどうぞ。

 

superaimy.hatenablog.com

 

~『花譜/観測』

 

ライブで歌われた新曲・新カバー曲は合わせて12曲。

新旧含めた花譜オリジナル曲を収録した花譜 1st アルバム『観測』の発売がライブ終了後に発表されました。

 

アルバム発売日は2019年9月11日。ライブ「不可解」から1ヵ月と少しの期間があります。

 

そして始まる新曲公開、怒涛のラッシュ。

 

クラウドファンディング達成のリターンとして書き下ろされた、『#27「そして花になる」』

 

 

ライブで披露した新曲『#29「quiz」』『#30「夜行バスにて」』を早いペースで公開。

 

 

 

「不可解」のエンドロールでカバーされた『#31「ハミングがきこえる」【不可解エンドロールver.】』も公開。

 

 

 

YouYubeチャンネル登録者数10万人を突破したことで、銀の盾を貰っていたり。

 

 

観測者が待ち望んでいたであろう、花譜のコンポーザーであるカンザキイオリの楽曲「命に嫌われている」の花譜Verである『#33「命に嫌われている(Prayer Ver.)」』が公開されたり。

 

 

 

ライブ「不可解」開催日の8/1からアルバム「観測」の発売日9/11までに、YouTubeに公開されたオリジナル曲とカバー曲の総数は合計で13曲

 

カバー曲はライブ「不可解」で歌われたものの他にも、多くの楽曲をカバーしました。

 

 

そして迎えた2019年9月11日、花譜 1st アルバム「観測」が発売されました。

 

花譜 1st ONE-MAN LIVE「不可解」から早くも1ヵ月が経ち、ライブ終了直後に発表された1st アルバム「観測」。

 

発売日まであっという間でした。

 

www.youtube.com

 

 

「観測」は、ライブで披露された多数の新曲、YouTube上にアップしている既存曲、タイアップ曲、インスト曲を収録した、これまでの「花譜」の「あゆみ」となっています。

 

発売日翌日にはライブ「不可解」のライブ映像を使ったMV『#36「不可解」』が公開されました。

 

 

 

花譜デビューからまだ1年も経っていない現在。

花譜は1人の人間として、1人のアーティストとして大きく成長しました。

 

 

花譜のチャンネルはこちら。

オリジナル曲の他、幅広いジャンルの曲をカバーしていますので、気になる方はチャンネル登録をしてみて下さい。

www.youtube.com

 

[追記]

アルバムから、M10『#38「エリカ」』が公開されました。

ライブ「不可解」の演出を使ったMVとなっています。

 

www.youtube.com

 

観測/感想

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花譜 1st アルバム「観測」/観測α中身

 

花譜の今までが詰め込まれた1st アルバム「観測」。

コンポーザーとしてカンザキイオリを据え、花譜の独特な歌声・等身大の少女で在ること、スタッフの熱意、様々な魅力・努力が重なり合って創り出されたアルバムであると感じます。

 

公開された曲はそのままCD収録するのが通常ですが、このアルバムでは過去に公開された曲をリアレンジして収録されています。

花譜だけでなく、カンザキイオリの技術面での成長も感じられました。

 

寄稿文からはプロデューサーPIEDPIPERの、カンザキイオリ・花譜に対する熱意感じられます。

PIEDPIPERが持つこの熱意が存在しなければ、ライブ「不可解」も1st アルバム「観測」も、「花譜」も存在することはできませんでした。

 

そして花譜として生きることを決意した一人の少女の決断。

この記事で花譜のことを度々「バーチャルYouTuber」と表してきましたが、彼女は明らかに「バーチャルYouTuber」とは言えない存在です。

一人の少女が、熱意に決断し、多くの絆を持って産み出されたものが「花譜」であるのだと私は思います。

 

そして1st アルバム「観測」が創られました。

ある「確信」から始まった「プロローグの終わり」。

それが私たち観測者が「観測」してきた一つの「花」と多くの「譜」です。

 

このアルバムの特典である「御伽噺」ではプロローグのその先、エピローグへと向かう彼女の一端を感じられました。

 

花譜がどこへ向かうのか。

彼女がどこへ向かおうとも、私は観測者として彼女を観測し続けるのだと思います。

 

観測を始める方、観測をしている方、是非「観測」を手に取ってみてください。

 

花譜 1st アルバム「観測」収録曲

M1:確信 -Instrumental-

M2:糸

M3:忘れてしまえ

M4:心臓と絡繰

M5:quiz

M6:Re:HEROINES

M7:夜行バスにて

M8:未確認少女進行形

M9:過去を喰らう

M10:エリカ

M11:雛鳥

M12:夜が降り止む前に

M13:不可解

M14:そして花になる

M15:The end of prologue -Instrumental-

※CD収録曲は「観測α」、「観測β」共通です。

 

kamitsubaki.booth.pm

kamitsubaki.booth.pm

 

 それでは今回はこの辺で。

 

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